「輸出」は時として、大げさに、複雑に、難しく語られ、「何からどう始め、何がどうなれば成功なのか?」という要点をシンプルに理解する機会は、案外少ないものです。
『輸出大全エクスプレス』は、これまで貿易事業で45ヶ国を400回以上訪問し、7ヶ国語を駆使した国際取引での多くの成功と失敗から「地方の中小・零細企業のための、安全で堅実に儲けていく輸出ノウハウ」を構築してきた小島尚貴が、全7回の動画で、誰でも基礎から分かりやすく輸出を理解できるようにした「YouTube無料セミナー」です。
全7回は、輸出で必ずたどるステップを段階別に分かれており、「輸出が初めて」という企業、事業者のみならず、
・「地元の産業、産品の販売を輸出で活性化させたい」とお考えの自治体
・「会員や地場企業向けに輸出セミナーを実施したい」とお考えの経済団体・企業団体
・「海外販路開拓や現在の輸出の手法、コスト、枠組みを見直したい」とお考えの企業
の方々にも、とても実践的かつ具体的な内容です。
無料動画なので、何回も繰り返して要点を学習でき、毎回、最後に「まとめ」で重要ポイントとアクションプランを要約しています。
さらに、セルフチェックや進捗管理のための「無料ダウンロード資料」も活用できます。
『輸出大全エクスプレス』を御社の事業の、そしてふるさとの活性化に、ぜひお役立て下さい。
▼日本経済の長期低迷と海外市場の拡大を背景に、近年、地方の中小企業からも注目を集める「輸出」。
しかし、その規模の大きさと経験の少なさから、「何からどう始めてよいか分からない」、「誰に何をどう聞いていいか分からない」と最初のステップを踏み出せない企業も少なくありません。
ガイダンスでは、まず、輸出に適した企業と製品の条件を知り、一般的な輸出手法のメリットとデメリット、安全で堅実に利益を積み重ねていく輸出のあり方の基本的な事柄をご説明します。
▼経済大国、貿易立国、輸出大国と誇ってきた日本経済の実態を「輸出」に関する国際統計から見てみると、低迷する現実と産業の課題、そして企業のチャンスが見えてきます。
輸出とは「みんながやるから」、「政府が推進するから」という理由から行う事業なのでしょうか?そうした動機から実行して、成功するのでしょうか?従来の発想や手法は、果たして合理的なのでしょうか?
第1回では、具体的な行動に入る前に「輸出という仕事」をシンプルに定義し、日本企業が海外に対してやるべき仕事とその着眼点、方向性を明らかにします。
・国別の輸出総額(Wikipedia)
・対GDP比 国別の輸出総額(世界銀行)
・1人当たり輸出額 世界ランキング(Wikipedia)
・商工業実態基本調査「商品等の輸出状況」(経済産業省)
▼海外取引に対する不安、リスクに対する恐怖から「輸出」に関する情報を集めると、レッスンなき失敗事例や、過度に誇張された根拠の疑わしいエピソードばかり集まり、始める前から目標を見失って、混乱が深まりかねません。
一見、壮大かつ曖昧に見える輸出も、①自社、②市場、③商品という三つの必須要素を軸に据えて、段階別の手順をシンプルに把握すれば、目指すべき成功、自社の現在位置、そしてクリアすべき課題がおのずと明確になり、身の丈に合ったアクションプランが見えてきます。
第2回では輸出の仕組み、流れ、ステップを理解し、ゴールから逆算して「わが社の最初の行動」を探ります。
▼「輸出の商談が失敗に終わった理由」を、近所の知り合いの日本企業に尋ねてみると、その理由は実に様々です。しかし、同じ質問を「海外バイヤー」に尋ねてみると、国、商品、商談の規模が異なっていても、不思議とその回答は「たった一つの理由」だとご存知でしたか?
品質、技術、思いやりは決して他国に負けない日本企業。しかし、国際取引になると、ある着眼点を知らないばかりに、商談が進まないことも少なくありません。
第3回では、幾多の成功事例によって効果が実証された「輸出製品情報の整理のノウハウと伝達項目」を無料で開示し、御社と「海の向こうの未来のお客様」との間に橋を架けます。
〈無料ダウンロード資料〉
・問合せフォーム&自動返信フォーム
〈「即使える!輸出ツール」〉
・【輸出大全エクスプレス】 輸出情報整理シート
・【輸出大全エクスプレス】 検査証明英語版(残留農薬、細菌、重金属)
▼ITは「輸出の常識」をも大きく変え、特に輸出における安全性確保、コスト削減、スピードと利益率の向上では、地方の中小企業に大きなメリットをもたらしています。
その中でも「英語プレゼン動画」の有用性は特に高く、輸出の特徴を踏まえた動画の活用法を学べば、販路開拓、市場調査、初期段階の交渉に従来投じられてきた費用、時間、労力を大幅にカットでき、また、動画で初回に共有されたイメージにより、成約の確実性と事業の発展性を支えることも可能です。
第4回では、動画活用の着眼点、制作の際の素材集めの基準、映像の並べ方、説明の注意点、運用方法を、実例を交えて分かりやすく解説します。
〈事例紹介〉
・長崎の製品の事例動画
・動画事例①「農業資材」
・動画事例「②サプリメント」
・動画事例③「スキンケア製品」
・英語プレゼン動画の「字幕チェック」サービス
・英語プレゼン動画の「字幕作成(翻訳)」サービス
・英語プレゼン動画の「ナレーション音声作成」サービス
⇒すべてこちらに掲載
▼輸出が「海外との取引である」という単純な理由から、コミュニケーションの充実とリスク回避のために、ビジネス英語や貿易実務を学ぶ人は多くいますが、「コミュニケーション」という言葉を多用しながらも、実質的に「取引の進展」につながる効果的な問いの導き方や、「値下げ要求リスク」を最初から断ち切る有利なポジショニングの確立方法を考える日本企業は、まだ少ないものです。
第5回では、各国との多様な取引のデータ分析結果から見えてきた「未経験者が陥るリスク」とその回避方法、そして成約のために踏むべき手順を、「コミュニケーション」の視点から解説します。
・【輸出大全エクスプレス】 輸出情報整理シート
・【輸出大全エクスプレス】 検査証明英語版(残留農薬、細菌、重金属)
⇒すべてこちらに掲載
▼販路開拓や価格交渉に集中するあまり、時として丸投げされ、軽視されることもある「通関と輸送」。しかし、「輸出者」が自社である以上、通関業者や海運業者任せの対応には限界があります。
バイヤーとの契約後、貨物が自社倉庫から港か空港に運ばれ、税関で検疫・検査を経て出荷され、海路や空路を経て海外に届き、再び現地の税関を通過してお客様の元に到着するまで、御社の製品はどんな手続きを経て、どんな試練に直面し、どんなコストを課されるのか?
第6回では、「国際貨物」の観点から輸出における物流の手順、リスク、チャンスを知り、具体的な書類の作成方法、送料や関税の減らし方、貨物の守り方、利益の保ち方を解説します。
・「実行関税率表」(HSコード確認用)
・「原産地証明手続」(税関)
・「特定原産地証明書とは?」(日本商工会議所)
・「価格が20万円を超える国際郵便物の通関手続の見直しについて」(税関)
・「外航貨物海上保険の保険金支払条件」(東京海上日動火災保険)
・【輸出大全エクスプレス】 インボイス, パッキングリスト
・【輸出大全エクスプレス】 EMS国際送料自動計算シート
⇒すべてこちらに掲載
▼前回の第6回まで、駆け足で学んできた「輸出」。自社の事業の発展のため、経営上の新たな選択肢として輸出の可能性を検討し始めたと同時に、「輸出に取り組む前に、やるべきことや注意点を整理したい」と考える企業様もいるのではないでしょうか。
最終回の第7回では、これまでの各回の要点を復習する形式で分野別、段階別の質問を投げかけ、それに回答しながら御社の座標、目的地、課題を視覚化、言語化し、御社独自のアクションプランに落とし込んでいきます。
〈無料ダウンロード資料〉
・チェックポイント集(Excel版、WORD版)